2017/06/05
生活習慣病予防に必須アイテムの酵素〜種類と働きを知ろう!〜
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この記事で酵素の体内での働きや酵素のキホンについて書きました。
今回は酵素の種類とその働きです。
酵素の種類
酵素
■食物酵素 ー 植物性食品に含まれている
■体内酵素 ー 消化酵素と代謝酵素がある
酵素の働き
食物酵素
食べものから摂取することのできる酵素です。
植物性食品にはそれ自体を消化するために必要な酵素を十分に含みます。
りんごにはりんごを消化する酵素
アボカドにはその脂肪分を分解する酵素
などなど。
食べものから十分な量の酵素を摂っていると・・・
体内でつくられる抗酸化酵素の量が増えることがわかっています。
抗酸化酵素はガンや病気のもとになる活性酸素を除去してくれるものです。
活性酸素(フリーラジカル)については
恐怖のフリーラジカルとは?フリーラジカルをやっつけてキレイと若さ、健康を維持する方法。癌や糖尿病も防げるよ♬
を読んでください。
消化酵素(体内酵素/潜在酵素のひとつ)
消化酵素の働きは・・
- 消化管内で食べたものから栄養を得られるようにする
- 食べたものを消化してカラダが吸収できる状態にまでする
ただ単に食べるだけでは健全なカラダは造られません。
消化吸収されてきちんと栄養素を取り入れられてはじめてカラダは造られます。
代表的な消化酵素たち
消化するもの | 消化酵素の名前 |
糖質(穀物・野菜・果物など)を消化 | アミラーゼ・スクラーゼ・マルターゼ |
たんぱく質(肉・魚・ナッツなど)を消化 | プロテアーゼ |
脂肪(飽和脂肪・不飽和脂肪など)を消化 | リパーゼ |
人間はエネルギーの80%を消化に使うと言われています。
消化は自分以外の物質を自分の一部に造り替えること。
他の生命を自分の生命の一部にすること。
そのために一度他の生命をばらばらにしてしまうことです。
たくさんのエネルギーを必要とする消化活動。
それを助けるために食物酵素のパワーを借りているということを
忘れてはいけませんね。
代謝酵素(体内酵素/潜在酵素のひとつ)
代謝酵素の働きは・・・
- 吸収された栄養素をカラダ中の細胞に届けエネルギーに変える
- 脂肪の代謝を助けて骨や筋肉、内臓や皮膚を造る
- 老廃物や毒素を尿の中に排出する
- 免疫力を高める
- 交感神経と副交感神経の神経伝達にも関わる
体内の酵素量が不足すると生活習慣病を招きます。
酵素は非常に重要な役割を果たしています。
加工食品やファーストフード、加熱したものばかりの食事は酵素を無駄遣いしてしまいます。
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