【体験談】子宮摘出を迷うときに考えるべき大事なこと3つ

 

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あんらくまきこ 〜大阪堺で健康カフェ経営/調理師/食と健康がテーマの会社代表/国際食学協会認定講師/酵素ファスティング認定校〜
性虐待トラウマと重い躁鬱病を克服した経験を活かし、食・健康・命の大切さを発信中!
〜安楽真生子の人生の目的〜 世界中の人々に愛と生きる勇気を与え社会貢献することです。そして、自ら命を絶つ人を一人でも減らします。そのために食・健康・命の大切さを伝えられる人を育成します。

安楽 真生子


筋腫のため子宮の全摘手術をすすめられた時、すごく悩み迷いました。

どうやって解決したか体験談をお伝えします。

私は手術には否定的でしたが、向き合った結果全摘しました。

迷ったり悩んだり自分を責めたりしている方のお力になれたら幸いです。

※手術を推奨しているわけではありません。
※私の場合は良性の子宮筋腫でした。
※何かの疾病で時間の猶予がない方には当てはまらないかもしれません。

簡単に手術に至るまでの経緯

私は30代前半から子宮筋腫を指摘されていました。

でもなんとかしたくて

布ナプキン、膣トレ、食生活改善、自然療法、カウンセリングなど

対策を色々とおこなってきました。

30代後半になり、生理時の出血が多くなってきたと感じ、

いよいよ40歳を超えてきたらさらに悪化。

出血は本当に多量になり、夜用ナプキンが2時間程度で満タン。

生理が恐ろしくそろそろ決断をしなくてはと痛感したのがこの時期です。

貧血、出血に困り果て、なんとかしたい。

でもドクターから全摘と聞いてショックを受けたりと、心がざわざわしていました。

とったほうが良いのはわかるけど。

手術は避けたい。なんとかならないものか・・・

結局2年くらいは迷っていました。

迷って悩んでいろんな人に相談しました。

決断するにあたって後悔のないよう、考えた方が良いことをお伝えします。

子宮全摘にあたって考える大事なこと3つ

①全摘することのメリットデメリットをきちんと知る

あなたが今一番しんどいこと、困っていることはなんでしょう?

  • だるさや気力のなさ
  • うつっぽい症状
  • 出血の多さで外出できない
  • 生理痛がひどい
  • お腹がぽこっと出てる

そのような症状を解決するには、全摘が良いのかどうか。

他に何か解決策はあるのか、ないのか。

迷ったり悩んだりするのは当然のこと。

自分の心と身体を見つめて、自分の納得いく答えを見つけてください。

私は以下のことを紙に書き出して、調べて、考えました。

  • 全摘することによるメリットはありますか?
  • またデメリットはなんでしょう?

 

  • 筋腫だけをとって子宮を残すメリットはありますか?
  • また、デメリットはなんでしょう?

 

  • 手術ではなく、自然療法をやってみるメリットはありますか?
  • また、デメリットはなんでしょう?

 

紙に書いてみると頭で考えている時とは違う発見があります。

書き出してみると、今まで見えなかった気持ちが見つかることがあります。

②あなたがひっかかってることをきちんと見つめる

メリットデメリットをきちんと把握したら、、、

でも、やっぱり残したい。

いや、全摘の方が楽だな・・。

など気持ちがわかってくる場合もありますね。

子宮の全摘を言われた人から、こんな気持ちをよく聞きます。

  • 子宮を取ったら女じゃなくなると思う
  • からだにメスを入れるなんて悪いことだ
  • 子宮を取ってしまったら心に恐ろしい変化が起きるのでは??
  • 友人に絶対にとってはいけないと言われたので迷っている
  • 女性は子宮でものを考えるから取るのはやめたほうがいいと言われて怖くなった

色々ありますね・・・。

みんな良かれと思って自分の価値観を押し付けるのですね 笑

だけど同じ症状でも感じ方は人それぞれ。

辛さも人それぞれ。

手術に対して平気な人も怖い人もいます。

 

そして、既婚か未婚か、子がいるかいないか。

子が欲しいか欲しくないか。

状況や年齢によってもそれぞれに迷いや悩みがあると思います。

誰一人として悩みに同じ理由はないでしょう。

色々迷いながら、自分の本当の気持ちを大事にしてください。

決して、誰かが言ったから、とか。

尊敬している人に言われたから、とか。

世間的にどうだ、とか。

周りの声に惑わされずに、自分で納得いく決断をしてください。

そしてその決断はあなただけのものです。

誰になんと言われようと、自分を責めたりしてはいけません。

③自分に合う方法で気持ちの整理をつけよう

色々迷ってもなかなか答えが出ないとき。

ありますよね。

そういう場合、信頼できる人に相談してみる、私はこれに尽きると思います。

結論が出ていて後押しが欲しい時はネットの情報でも足りるかもしれません。

でもまだ迷いがある時や、決められない時。

相談してみると、、、

何を不安に思っているのか。

本当はどうしたいのか。

自分の気持ちが見えてくることがあります。

私は、カウンセラーやドクターなど色々な人に相談しました。

その中で自分の気持ちに気づくことがあります。

きっとあなたとは状況が違いますが、以下の相談した時のことが参考になれば。

カウンセリングを受けて

自然療法で筋腫を治したいと思ってること。

子どもを産めなくなることへの執着はあまりないこと。

この2つに気づきました。

※カウンセリングは、自分の気づいていない気持ちを見つけるのに役立ちます。

子宮摘出経験の女性の言葉

「取ったら楽になるよ。手術の前日は怖かった。でも楽になったからもっと早くやればよかった。」

看護師の友人

「取ったほうがいいよ。絶対に楽になるから。簡単な手術だよ。大丈夫。私なんてしょっちゅう手術してる。」

東洋系施術者Aさん

「絶対に取らないほうがいい!ホルモンのバランスが変わるからやめたほうがいいよ。」

「筋腫だけ取って子宮を残したら?」

東洋系施術者Bさん

「取ったら楽になりますね。子宮がなくなっても、何も変わらないです。そこにあったことを体が覚えているから。」

西洋系のドクター女性

「出産を希望されてますか?」と慎重に聞いてもらえて涙が出ました。

希望していないけど自然療法で治したい。でも迷っていると伝えました。

すると、「きちんと迷ってください。手術当日にやっぱりやめるという人もいるから。」

と聞き、ものすっごく不安に。笑

当日に心変わりでドタバタするのは避けたい。

西洋系のドクター男性

「取ったら楽になります。取るのが嫌だったら、貧血への対処をしましょう。」

 

色々な人に相談すると、言われたことで心が揺れたり。

ちょっと無神経なドクターに腹が立ったり。

そういうのはしんどいけど、自分の心がわかる瞬間です。

私の場合は手術を勧める人が多かったです。

でも、その時はまだ迷いがあったので決断しませんでした。

期限を決めて、治そうと決意

取ったら楽になるとわかっても、私はやっぱりメスを入れるのが嫌だった。

理由はうまく言えません。

自然のままを大事にしたいというか・・

そして、ヘンプエキスを飲んだり、東洋治療を受けました。

筋腫が突然消えてなくなった人の話を参考にしたり。

膣トレに必死に取り組んだり。

心と体は繋がっているので、心の状態を良くするのも効果があると思い、

瞑想も続けていました。

でもやっぱり毎月、多量の出血、日常生活が送れないほどの倦怠感。

辛すぎてしんどすぎて。

ある日突然力が抜けて決断

そしてある日突然「もうええわ〜〜〜〜〜」ってなりました。

「もうこんなにがんばってんもん」

「長年トラウマ克服に時間とお金費やして、こんなに人生がんばって、

もうほんまに、ええわーーーーーー!!!!」

ってこれが私の最終の決断になりました。

その後、治せるかもしれないと東洋系治療家の方がご連絡をくださいました。

もしかしたら筋腫を治せたかもしれません。

実際に不思議な力を持っている人はたくさんいます。

でも、その治療を受ける気力は私には残ってませんでした。

私は自然治癒はできなかったけど、納得いくまであがいたことが本当に良かったです。

決断してから

決めてから、母に手術の連絡をしました。

子宮を使わずして摘出することをあやまりました。

母から「あなたが生きているだけで良いんだからね」と言われ肩の荷がおりました。

罪悪感が手放せていなかったのかもしれません。

産めなかったことも、産まなかったことも

そして性虐待トラウマがあることも。

子宮筋腫ができたことも、子宮を摘出したことも。

私はなんにも悪くないんです。

そして、今悩んでいるあなたも。

あたりまえのことですが、なんにも悪くないのです。

最後に

子宮の全摘。

生理から解放されるなんて最高やんって気軽な人。

絶対に取らないほうが良いっていう人。

私のように自然治癒でなんとかしたい人。

メスは入れたくない人。

手術が怖い人。

色々な価値観がありますね。

大事なのは、自分で決めること。

いろいろ言う人いるけど、その人は自分の心と身体の責任取ってくれません。

話をただ聞いてくれる、決めたことに応援してくれる。

そんな人が周りにひとりでもいてくれたら有り難いですね。

次回は入院や手術のことを書きますね。

手術後は心にものすごく良い変化がありました。

それもご紹介します。

makimakiでした。

 

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