【太らないオイル?】ダイエット中こそ摂りたいオイル3つと避けるオイル2つ
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ダイエット中にこそ、欠かせないオイル。
太るイメージがあるかもしれないけど、それは間違い。
ちゃんとしたオイルをきちんと摂るのはウエイトロスには必須です。
オイルが美容と健康に必要な理由
①オイルは細胞膜をつくる【潤いを守る】
細胞膜とは細胞を覆っている膜でオイルでできています。
お肌の潤いを守っている皮脂膜も皮脂と汗でできています。
オイルがなかったら細胞の膜が作れない。
生き物の細胞はみんなオイルでできた膜で覆われています。
だから、必須脂肪酸と言われていて、体で作れないので食品から摂るんです。
②良質のオイルは脂質を下げる
オイルはホルモンの生成に関係します。
女性ホルモンは血液さらさらにしてくれます。
血中の脂質を下げたり、骨の量を保つ働きもあります。
不足すると血管の病気や骨粗鬆症になりやすくなるんです。
③良質のオイルは代謝をあげる
オイルが原料のホルモンやエイコサノイド。
それらは身体を整えてくれる調整物質です。
きちんと摂らないと、太りやすくなる上にお肌はカサカサします。
④オイルは心身を穏やかにする
脳の60%はオイルでできています。
記憶力や精神面にもおおきな影響があります。
オイルは皮下脂肪になる?太りやすい?
私たちは食べたものを消化分解して違うものに作りかえます。
そして、それを合成して身体をつくる。
摂ったオイルがそのまま細胞膜やホルモンにはならないんです。
必要に応じて種類の違う脂肪酸につくりかえて、身体に使っていく。
太る原因はなに?
皮下脂肪になるものはそのほとんどが糖です。
命を守るために、いつでも糖に戻せる状態にしてあるものなんです。
人間の身体ってすごいぞ♬
じゃあどんなオイル摂ったらいい?
積極的にとるべきはオメガ3(アルファリノレン酸)
どんなものに多い? |
亜麻仁油・しそ油・えごま油・インカインチオイル ホウレン草・小松菜・海藻・お豆 |
食べ方 |
オイルに含まれている場合加熱は厳禁(酸化するから) サラダ・納豆にまぜる・カルパッチョ・パンにつける・そばとかのつけ汁 |
体内での働き |
中性脂肪を下げる・血液サラサラ・アレルギー症状をやわらげる・免疫力UP・大腸がんや乳がんを予防 |
揚げ物が食べたくなる時は、オメガ3の不足が考えられます♬
現代人がとりすぎてるのがオメガ6系(リノール酸)
どんなものに多い? |
ひまわり油・なたね油・大豆油・胡麻油・紅花油・コーン油 |
食べ方 |
軽い加熱で 炒め物・ドレッシング・オメガ3たちと混ぜて使う |
体内での働き |
摂り過ぎたら善玉コレステロールを下げる・血液がどろっとする |
数字が分かりにくかったら、オメガ3を多くとることを覚える。
納豆に入れたり、サラダにかけたり。
冷たいスープやパンにつけたり。
必須ではないが血管トラブルを予防するオメガ9(オレイン酸)
オメガ9はオメガ3と6があれば勝手に合成してくれる。
必須脂肪酸の仲間じゃないんです。
でも血管トラブル防ぐから積極的にとりましょう〜。
どんなものに多い? |
オリーブオイル・アボカドオイル・椿オイル |
食べ方 |
比較的加熱に強く酸化しにくいため炒め物や揚げ物などに |
体内での働き |
善玉コレステロールを下げずに悪玉ちゃんだけを下げる・血圧や血糖値を調整する・胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ・便秘の改善 |
ココナッツオイルはどうなの?
近年注目を浴びている酸化しにくい優秀なオイルです。
エネルギーの消化吸収が早く、他のオイルたちの4倍の消化吸収。
さらに10倍の代謝なので体脂肪になりにくい。
便秘や冷え性改善にもなるので、モデルさんたちの間でも人気。
1日大さじ2くらいを目安に摂るのがおすすめ。
このオイルは避けよう【腸が悪くなる=太りやすくなる】
①トランス脂肪酸
この脂肪酸は天然にも存在します。
でも大量に摂ると身体に害があることがわかっています。
血管の病気、アレルギー、腸がただれる、などなど。
あらゆる病気のリスクが上がると言われています。
トランス脂肪酸はマーガリン、ショートニング、サラダ油、フライドポテトなどに多く含まれます。
欧米各国では規制があります。
日本は国民があんまり口にしないっていう理由で規制がない。
でも、パンにスナック菓子や揚げ物、ファーストフード食べてる人は多いですよね。
トランス脂肪酸のこと詳しく知りたい人はマーガリンとバターの違い。トランス脂肪酸ってなんやろう
②パーム油【植物油脂と書いていることが多い】
パーム油はスナック菓子、ファーストフード、カップ麺などに使われています。
アブラヤシの実から採れるオイルです。
洗剤や化粧品にも使われています。
でも全体の食用が8割です。
チョコレート、マーガリン、アイスクリーム、ポテトチップ、カップ麺、フライドポテトなどあらゆる食品に使われています。
- パーム油は摂りすぎると血液中のLDLコレステロールが増加する。(農林水産省HP)
- 心筋梗塞や糖尿病などのリスクが増加する。(農林水産省HPより)
- 輸入の長期輸送の酸化防止剤として発がん性のあるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)を使用している。(Businessjournal2018年6月4日の記事より)
- ラットの大腸ガンの発癌を異常に促進する。
脳卒中ラットの寿命短縮作用などが認められており、内分泌かく乱作用もあります。パーム油は食用油としては不適と思われます。(本当は危ない植物油より) - マウスの寿命を異常に短くすると報告されています。そして、脳卒中ラットでは精巣テストステロンを下げるとされています。(本当は危ない植物油より)
体によくないことはもちろんなのですが
森林破壊、農園での先住民たち強制立退の問題、森林伐採による大火災なども大きな問題となっています。
今回は割愛します。
オイルのまとめ5つ
①オイルは潤いを守り、脂質を下げ、代謝をあげ、心を整える。
②アマニ油やエゴマ油などオメガ3系をしっかりとる
③太るのはオイルでなくて「糖」
④ダイエット中こそ摂りたいオイルはアマニ油・オリーブオイル・ココナッツオイル
⑤避けるオイルはトランス脂肪酸とパーム油(植物油脂)
最後に
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
体調を崩さずに健康的に理想の体型に近づける方が増えますように。
良質のオイルをとって心身ともに健康になれる方が増えますように。
今回は特にトランス脂肪酸やパーム油のことを伝えたくて書きました。
植物油脂と書かれているものは少し意識して減らす。
これだけでも自分や大切な人の健康、美容が守れます。
健康に良くないものは、代謝を下げたり血液の流れを悪くしたり。
腸の状態を狂わせたり。それはダイエットの大敵です。
植物油脂の入らないお菓子は「オーガニックお菓子」などで検索するといろいろ出てきます。
安楽真生子でした❣️
最近はショートカットで〜す。
他では書かない気持ちやふと感じたこと書いています。
性被害自助グループの方との交流にも使っています。
夫との暮らしのことや、お出かけのこと
オススメの人やものなどを綴っています。
オーガニックお料理や低糖質のおやつなど
自分が作ったものやレシピを載せています。
食や健康について学べる協会の講座案内などを載せています。