2017/06/05
【保存版】ファイトケミカルとは?〜健康&美肌になれる植物栄養素一挙公開!ガンや糖尿病も防ぐよ♬〜
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こんにちは。makimakiです♬
前回、活性酸素について書きました。
恐怖のフリーラジカルとは?フリーラジカルをやっつけてキレイと若さ、健康を維持する方法。癌や糖尿病も防げるよ♬
フリーラジカルは体内で発生して、細胞を傷つけてしまう恐ろしいもの。
ガンや生活習慣病の原因になります。肌が荒れるなど美容の大敵でもあります。
今日はその活性酸素(フリーラジカル)をやっつけるのに有効なファイトケミカルについて、詳しく説明します!
まずはフリーラジカルについて簡単に。
フリーラジカルとは
フリーラジカルと活性酸素っておなじもの?
フリーラジカルも活性酸素も最近よく聞きますよね。
厳密に言うと違うものです♬
活性酸素はこの4つ
・ヒドロオキシラジカル(ヒドロキシラジカルともいう)
・スーパーオキシドラジカル
・過酸化水素(かさんかすいそ)
・一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)
このうちフリーラジカルは
・ヒドロオキシラジカル(最悪の物質、めっちゃ凶悪、強い!)
・スーパーオキシドラジカル(その次に強い!ちょっと悪い!)
フリーラジカルは悪い面ばかりではありません。
でも増えすぎることで、様々な病気を引き起こします。
フリーラジカルの何があかんかと言うと・・・。
- 代謝を遅らせる⇒体重増加
- 体を酸化させる⇒酸化とは、腐る、錆びる、老ける、焦げる、臭い・・・
- 糖尿病を引き起こす⇒糖尿病遺伝子をONにしてしまう
つまり、ガンや生活習慣病の原因とわかっています。
どうやって発生する?
現代の便利な生活全般。
まずは環境
亜硫酸ガス(自動車などの排気ガス)
窒素化合物(光化学スモッッグや酸性雨などを引き起こす物質)
ダイオキシン(物が燃焼するときに発生。田畑や沼などに蓄積)
炭化水素(自動車などの排気ガス、塗装や洗浄などに使われている)
過酸化水素(漂白剤や酸化剤、強い殺菌力があるもの)
水道水に含まれる塩素
便利な生活
高速移動
SuicaやICOCA
電磁波
日々の生活
食品添加物
残留する農薬、肥料などの化学物質
放射性物質
タバコ
アルコール
ストレス全般
フリーラジカルを無毒化する方法3つ!!
①体にもとからあるSODという物質を活性化する
活性酸素が過剰にならないように、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ/Superoxide dismutase)という酵素が体内にあります♬
これらのSODがフリーラジカルの生成を抑えてくれます。
たとえ発生しても無毒化するように働いてくれます!!
ビタミンE、ビタミンC、セレニウム、βカロチンなどの栄養素が、SODを活性化してくれます。
ビタミンEが多い食品
らっかせい・モロヘイヤ・西洋かぼちゃ・赤ピーマン・じねんじょ・だいこん葉・バジル・パセリ・よもぎ・ふきのとう
ビタミンCが多い食品
赤ピーマン・芽キャベツ・黄ピーマン・菜の花・パセリ・ブロッコリー・かぶら葉・カリフラワー・青ピーマン・ゴーヤ・わさび・豆苗・高菜・レッドキャベツ・モロヘイヤ・からし菜・さやえんどう
セレニウム(セレン)が多い食品
かつお節・からし・牛肉・あんこう・たらこ・くろまぐろ・かつお・カニ・ひまわりの種・まあじ・甘鯛・豚肉・牡蠣
※いずれも左から100gあたりの含有量が多い順
②植物栄養素をたっぷりとりいれる
植物栄養素(ファイトニュートリエント/phytonutrient)
または植物化合物質(ファイトケミカル/phytochemical)といいます。
フリーラジカルを無毒化してくれます。
植物栄養素は、植物だけに存在しているものです。
含まれる量は微量、必要量は規定なしです。
種類は5000種類以上です。
植物栄養素は大きくわけると5分類。
5000種類以上もあるので、特に効果の高い植物栄養素を紹介!!!
①ポリフェノール系(フラボノイド)
植物の光合成によって生成される糖分が変化して生まれる成分。
植物がもつ苦味や渋味、アク、色素などの元になる成分。
こんな種類があります♬カッコの中は多く含む植物たちです。
★アントシアニン(ブルーベリー・ぶどう・黒豆・小豆・なすなど)
疲れ目改善、視力回復、肝機能改善、血圧の抑制
★イソフラボン(大豆・大豆製品など)
女性の体調維持、動脈硬化の予防
★カテキン(食茶、ウーロン茶、赤ワインなど)
血中脂質調整、食中毒予防
★カカオマスポリフェノール(ココア・チョコレートなど)
アレルギーやストレス抑制、疲労回復
!!!糖分過剰摂取に注意!!!!
★ケルセチン(玉ねぎ・りんご・柑橘類・緑茶など)
脂肪の吸収抑制、悪玉コレステロールを減らす
★ルチン(蕎麦、アスパラガス、ほうれん草など)
毛細血管を強くする、血圧調整
!!!そば湯に多い!!!
★ショウガオール(しょうが)
血行促進、胃液の分泌促進
★フェルラ酸(玄米、米ぬか)
抗菌、美白作用、アルツハイマー病への薬効が期待されている
★タンニン(お茶、赤ワイン、コーヒー、紅茶)
整腸作用、二日酔い防止
②含硫化合物系
イオウ(必須ミネラル)を含む成分。
玉ねぎやニンニクなどの刺激臭の元です。
高い抗酸化力があります♬
★イソチオシアネート(大根・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー)
抗がん作用
★スルフォラファン(菜の花・ブロッコッリースプラウト)
抗がん作用
!!!1週間に120g食べようぜ!!!
★硫化アリル(にんにく・ねぎ・らっきょう・玉ねぎ)
免疫力向上、疲労回復
★アリイン(にんにく・玉ねぎ・ねぎ・にら)
膵臓の働きを助けるため糖尿病予防に効果、加熱するとアホエンに変身!アホエンは血流改善してくれるぜ。
③テルペノイド系
★βカロチン(人参・ほうれん草・かぼちゃ)
粘膜を丈夫にする、ガンの予防に効果
★リコピン(トマト・スイカ・柿など)
血圧調整、ガンの予防
★ルテイン(ほうれん草・ブロッコリー・キャベツなど)
視力回復、肌の潤いを保つ
★βクリプトキサンチン(みかんや柑橘類)
粘膜強化、皮膚がん、大腸がん予防
★カプサイシン(赤唐辛子)
粘膜強化、消化を助ける
★アスタキサンチン(えび・かに・鮭・いくら)
抗酸化力が高い、視力回復、美白
④糖関連化合物系
★βグルカン(きのこ・酵母・わかめなど)
免疫力UP、整腸作用
★サポニン(大豆・ごぼう・人参・黒豆)
美肌、血栓予防、ダイエット効果
★フコダイン(もずく・めかぶ・昆布)
免疫力、代謝力、UP!!
★ペクチン(りんご・大豆・人参・キャベツ)
ガン予防、疲労回復
⑤辛気、香味成分系
★カプサイシン(唐辛子・キムチ・コチュジャン)
脂肪燃焼、冷え性改善
★ジンゲロール(しょうが)
血流改善、冷え性改善、ダイエット効果、抗老化
★オイゲノール(シナモン・ディル)
抗酸化作用
★リモネン(レモンやオレンジの皮)
リラックス効果、ガン予防、ダイエット効果
!!!防カビ剤とか使ってないやつね!!!
必須栄養素というのは、アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、いわゆる5大栄養素。
これらが約50種類。
それにプラス、5000種類以上もあると言われている植物栄養素を摂る必要があると言われています。
③ファーストフード、加工食品を減らす
植物栄養素をとりいれると同時に、何を食べないかというのも大事です。
全部をなくすことはムリやけど、少しでも意識することが大切♬
添加物や悪い油は体を酸化させます。
具体的に避けたいものは・・・
コンビニ弁当・コンビニおにぎり・スーパーや百貨店のお惣菜(特に揚げ物)・ポテトチップス・ハンバーガー・冷凍食品・菓子パン・甘いジュース・アイスクリーム・アルコール
いずれもトランス脂肪酸がたっぷりです。
化学的に作られているので、人間の体では分解、消化などができません。
これらは腸や血管を傷つけます。
腸をただれさせたり、血管をつまらせたりします。
健康的なダイエット〜サラダ油ってなに?オイルを変えたらスリムになったよ♬〜
も参考にしてください♬
まとめ
●活性酸素(フリーラジカル)は現代の生活では避けられないものです。
これは、体を酸化させて生活習慣病やガンの原因のものです。
でも、活性酸素を抑制したり、発生そのものをしないようにすることはできます。
- 基本の食生活を整える
- 植物栄養素で活性酸素を無毒化する
- 加工食品やファーストフードを避ける
●基本の食生活は必須栄養素&植物栄養素です。
★必須栄養素(5大栄養素)
必須脂肪酸・必須アミノ酸・ビタミン・ミネラルなど約50種類
★植物栄養素(ファイトケミカル)
いろいろな野菜に含まれている微量の栄養素約5000種類
加工食品やファーストフードには、添加物や悪い油が多く含まれ、活性酸素を発生させます。
少し意識して減らしてみましょう♬
さいごに
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
たくさんのファイトケミカルを紹介しましたが、これでも書ききれないくらいでした。
植物ってありがたいなーって再認識♬
1人でも多くの方が健康でいきいきと暮らせますように。
少しでも役にたったなーと思われたら、ポチッとしてくださると嬉しいです♬
makimakiでした!